航空法の対象外でどこでも自由に(一部対象外)飛ばすことができる200g以下のトイドローン!今回は、その中でも特におすすめできる小型ドローン(トイドローン・ミニドローン・ホビードローン)をご紹介させて頂きます!今現在も1位はダントツでDOBBYドローンなのか!?
※航空法以外にも【小型無人機等飛行禁止法】【電波法】【公園条例重要文化財保護法プライバシー・肖像権、軽犯罪法、個人情報保護法】【道路交通法】などがあり、そちらはトイドローンであっても対象外とはなりませんので一度ドローンを飛行させる場合は確認の上、ルールを守った飛行を行いましょう!
はじめに!小型ドローンとは
まずはじめに知って頂きたいのが、私は大きく分けて2つのドローンがあると分別しています。それはトイドローンとドローンの2つになります。どうして分別したかと言いますと、この2つのドローンには決定的(超重要)な違いがあるのです。その違いとは【航空法というルールを無視できるか!できないか!】がこの2つには大きく関わってきます。
後程ドローンを飛ばす際に関わってくる【航空法】に関しては説明させて頂きますが、今回紹介するトイドローン(ミニドローン・ホビードローンともいう)は、航空法を無視した飛行ができてしまうのです。例えば人口が密集していて航空法で飛行が禁止されているエリアや夜間のフライトなどの航空法で定められたルールを守らなくてもOKなのがこのトイドローン(ミニドローン・ホビードローン)なのです。これはドローンを飛ばす上でとても有利で便利な点ではないでしょうか!
ドローンと小型ドローンの見分け方
では、実際に小型ドローンを購入する際に、【ドローン】と【トイドローン】をどこで見分けたら良いのか?を教えます。「トイドローンなんだから見た目がドローンより小さければOKでしょ!」という考え方はNGです。特に上記のようなネット通販の画像ではどちらがトイドローンでドローンなのか判別するのはとても難しいです!(正解は:左がトイドローンで右がドローンです。)
見分け方は、ドローンが【大きい】【小さい】ではなく重量なんです!なので見た目は大きくても重量が軽ければミニドローンになります。
●トイドローン:【重量200g未満】
●ドローン:【重量200g以上】
これだけ覚えておけば、ネット通販などで小型のドローンを購入する際に詳細ページの【重量】のところだけみれば、このドローンは【トイドローンなのか?】【ドローンなのか?】が簡単に分かってしまいます!
航空法とは
200g以上のドローンを飛ばす際には必ずこの【航空法】というものを守らなければなりません。一体この航空法とはどんなものなのでしょうか?分かりやすくご説明します!
①空港周辺での飛行はNG。
②操縦者がいる地面から上空150m以上の飛行はNG。
③人口密集地区での飛行はNG。
④夜間の飛行はNG。
⑤目視で確認できない距離の飛行はNG。
⑥第三者の30m未満の距離を飛行はNG。
⑦イベント会場などの上空はNG。
⑧ドローンを使った危険物の輸送はNG。
⑨物を落とすことはNG。
上記がドローンを飛行させる際に禁止されている航空法のルールとなります。結構守らなければならない事が多く狭い日本で飛行させる事ができる範囲はこの航空法でさらに狭くなっております。でも地上にいる人の安全を守る上でこのルールは絶対なのです!ドローンを飛ばさない人たちにとっては、上空にあんなデカイものがブンブン飛び回っていたら恐怖以外の何ものでも無いですからね・・・
この航空法が適応される為に「ドローン欲しいけど、色々と面倒臭そうだからいいや」と購入を諦めてる人が多くいると思います。飛行禁止エリアでも国土交通省へ手続きを行い飛行許可を得る事も可能ですが、手間もかかりますし、気軽に明日飛ばそうかっ!なんて感じには絶対にできないので、事前準備ありの気合いを入れた空撮となってしまいます。
それが・・・
トイドローン(200g未満)なら航空法対象外です!
上記のルール全て気にしなくて飛行が可能です!これは非常にありがたい事です。物凄いメリットです!①〜⑨までのルールに該当しないだけでも、物凄くドローンを手軽に扱いやすくなります。
※航空法以外にもドローンを飛行させる際に守らなければならないルールは他にもありますので、必ず全てを把握した上でドローンを楽しく安全に飛ばしましょう!
※ドローンの飛行禁止が出ていないイベント会場などの上空や人口密集地での飛行もトイドローンなら航空法対象外となりますが、物を壊したり、人を傷つけたりする可能性も十分にありますので、常識やモラルを守った飛行を絶対に心掛けてください!「トイドローンなら、なんでもありやぁーー」みたいな安易な考えは持たないようにしましょう!
ドローンを持ってる人もぜひ!
すでにドローンを所有していて、小型ドローン(200g未満)は持ってない!という人にも私はオススメしています。その理由やメリットをご紹介させて頂きます。
①もっとドローンは気軽に飛ばせる!
●自分の家が人口密集地(航空法:ドローン飛行禁止エリア)にあり、ドローンを飛ばすには田舎へ移動するしかない。車か電車で長距離を移動しなければならないので気軽にドローンを飛ばせない!という方もトイドローンがあれば、自分の家の庭や駐車場・屋上などで航空法禁止エリアでも飛ばせちゃいます。なのでドローンを操縦している時間を長く毎日飛ばす事も可能で操縦の腕も上がります。墜落してしまうという、いざという時にも操縦経験が豊富であればテンパる事なく危険を回避する事も可能になります!車の運転免許取り立ての人と毎日運転しているドライバーとでは差が出るのと同じです。ドローンも飛ばせば飛ばすだけ上手になっていきます。
②落下させてもダメージがミニ!
●トイドローンなら万が一墜落させても気持ち的に楽です!ドローンに比べるとトイドローンは購入費用も安いです。1台20万する高額ドローンを墜落させるのと、物凄くやすく買えるトイドローンを墜落させるのでは全然精神的ショックが違います。しかも重いドローンなら確実に木っ端微塵に破損してしまう高度から落下させても、小型のトイドローンは軽いので衝撃があまり加わらずに小傷程度で済んだ事もあります。毎日トイドローンを気軽に飛ばし、操縦スキルをアップさせておけば、本格的なドローンを飛ばす時にテクニックが上達しているので墜落を回避する事も可能です。
③本番前のテスト飛行に便利!
●航空法でのドローン禁止エリアを国土交通省に申請し飛行許可を撮る前に、予め小型ドローンがあれば予行練習が可能になります。小型ドローンでも色々と種類があり飛行距離が長いのもありますので、事前に小型ドローンを飛行させる事で本番前の練習が簡単にできてしまいます。(この角度で飛ぶと電線が映像に映るとか、この時間に飛ばすと逆光でイマイチとか全部ある程度確認できます。)
小型ドローンの性能
本格的なドローンに比べてトイドローンはちゃんと飛ぶのか??いくら安くてもまともに飛ばないのなら買ってもしょうがないと思っている方に、実際に遊びの社でトイドローンを購入したドローン好きなメンバーがいるので、その性能とやらをご紹介したいと思います。
①最近の小型ドローンはかなり進化した!
以前ドローンが出始めの頃に発売されたトイドローンははっきり言って名前通りのオモチャでした。ドローンの形を真似て作った全くの別物という感じで飛行性能は不安定でまともに飛ぶことはできないし、ろくな写真や動画も撮れませんでしたが、ここ最近では小型ドローンはとてもよく出来ていてかなりの完成度だと思います。
②屋内でも屋外でも飛行可能に!
最近の小型ドローンは以前に比べかなり飛行性能もアップしています。小型なので屋外の狭いスペースでも飛行が可能であり、多少の風にも耐えられるようになったので屋外での飛行ももちろん可能です。一丁前に同じ位置で常に停止して飛行するホバリングも安定してできるようになりましたし、かなり遠くまでドローンが飛行できるよう通信系も安定してきました。
③なんとGPSまで搭載されている小型ドローンも
なんとGPS搭載のトイドローンもあるので、屋外で飛ばしてもかなり安定した飛行が可能となり、飛ばした地点もGPSで把握している為、自動帰還モードまで使えるようになり、ボタン一つで簡単にトイドローンを手元に帰還させる事も簡単に。もう100回以上のフライトをしていますが、全て紛失する事なく帰還しています。
④4K撮影やフルHD動画撮影もできる。
なんと4Kでの空撮写真撮影・フルHD動画撮影が可能なトイドローンも出始めました。トイドローンは軽い機体なので風の影響を受けやすく、左右にフラフラする場合がありますが、ブレを電子的に制御する事ができるブレ防止機能を搭載しているモデルもあり、ブレない動画をトイドローンで撮影する事も今では可能になりました。
⑤ワンタッチ自動運転アクションも充実。
ワンタッチで自動帰還は勿論のこと、ワンタッチで操縦者を追尾したり、顔認識機能やプログラミングに従った自動操縦・上空を円を描くように自動飛行など色々なアクションがボタン一つでできるようになりました。どうしてもドローンの操縦が苦手という人も自動でかっこいい空撮動画がトイドローンでも撮れてしまいます。
⑥スマホやタブレットで映像を見ながら飛行可能に。
以前の小型ドローンは、いかにも安価な作りのオモチャみたいな小さな専用コントローラーが付属していましたが、現在発売されているトイドローンの中には、本格的ドローンと同様ドローンの機体に付いているカメラのビジョンを見ながら飛行する事が可能になりました。ラジコン飛行機やヘリコプターのように、ドローンの機体を見て操縦するのではなく、画面に映った映像を見ながら飛行する事も可能になりました。
最強の小型ドローンは??
価格が安いので、色々なトイドローン(ミニドローン・ボビードローン)を購入し飛行させましたなかで、最も優秀で最強だなと感じた小型ドローンを主観ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。
小型ドローン:第①位
コメント:ZeroTech社のトイドローン【DOBBY】は2016年10月に発売され、当時DJIのドローン【SPARK】に近い定価54,800円で販売され、トイドローンの中では圧倒的に高額なドローンでした。発売から3年近く経った今でもこの高性能な性能を上回るトイドローンは発売されておらず、数々のトイドローンを購入した私の中で、ダントツの名機であると言っても決して過言ではありません。しかも現在は価格も値下がりし、なんと3万円代でDOBBYが手に入るようになりましたので、トイドローン最強を手に入れたい方はこちらの購入をオススメします。このトイドローンDOBBYのどんなところが凄いのかはこんな感じです。
- GPSを搭載している。
- 4Kでの写真撮影・フルHD動画が可能。
- 機体がブレても映像がブレない電子制御搭載。
- GPSで屋外でも安定した飛行と安定したホバリングが可能。
- 折りたたむとIphoneXくらいになるのでズボンのポケットに楽に入る。
- デザインがゴツくなくオシャレ。
- スマホ一つでDOBBYを操縦可能。
- ワンタッチ操作で様々な自動飛行が可能。自動追尾や上空旋回などその他色々。
- スマホでリアルタイムの映像を見ながら飛行できる。
- ワンタッチ操作で自動帰還してくれる。
- カメラ角度調整可能。
- 飛行時間9分。
- 飛行距離100m〜150m。
小型ドローン:第②位
コメント:続いてオススメ度【第2位】は今年発売された期待のトイドローン【Hory Stone HS120D】です。性能的にはややDOBBYに一部分は劣る物の専用コントローラー付きで、この価格でここまでできればとても凄い事だと思います。DJIのインスパイアに似ているデザインがカッコイイですね。
- GPSを搭載している。
- フルHDサイズ写真・動画が撮影可能。
- 最大飛行時間32分も飛べる。
- カメラ角度調整可能。
- GPSで屋外でも安定した飛行と安定したホバリングが可能。
- ワンタッチ操作で自動帰還してくれる。
- 専用コントローラー付き
- 機体の方向に迷わないヘッドレスモード搭載。
- 飛行距離300m。
小型ドローン:第③位
コメント:最後に紹介するのは上記の2つよりさらに小型ドローン!ドローンで有名なDJI社が開発に関わっているのでトイドローンでも抜群の安定感で安心です!プログラム操作が可能で自分が作ったプログラムに従って自動でドローンが飛び回るのはとても魅力的です。
- プログラミング飛行可能。
- 720pのHD動画撮影が可能。
- 専用コントローラーかスマホで操縦。
- 超小型・軽量80g。
- 風の無い屋内でなら安定したホバリング可能。
- 飛行時間13分。
- 飛行距離100m。
- DJIフライトテクノロジー。
まとめ
以上が私が最もオススメする小型ドローンベスト3です。紹介した3つはそれぞれ優れた点があり、【DOBBY】なら4Kで空撮写真撮影できる!【HS120D】は飛行時間がトイドローンでも長い。【TELLO】は自分でプログラミングした自動飛行ができるなど各ドローンに長所があります。その中でも特に私が推すトイドローンはやはり何と言っても【DOBBY】ですね。飛行時間が短い以外は全てパーフェクトです。ブレのない綺麗な4K写真・フルHD動画や程よい大きさで飛行も安定しててGPS付で丸くてパールホワイトのボディーがオシャレです。ぜひ皆様もトイドローンを手に入れてみてください。きっと楽しいと思います。最後までご覧くださいましてありがとうございます。
最後に!!
ドローンはオークションやフリマアプリで新品価格よりもかなり安く購入可能ですが、その分正常に飛ばない物が多くあります。見た目は美品であっても、無風の室内でのホバリング時なのに、徐々に動いてしまったり、バッテリーが弱っていてメーカーが発表する飛行時間よりかなり短い場合もあります。ドローンは精密機械ですので、ちょっとした落下でも安定した飛行ができなくなる場合があります。トイドローンでもGPS付きのドローンなら機体が多少歪んでいても、その場に止まろうと制御し始めますが負荷がかかり電池の消耗が激しくなります。新品購入で初期不良があればすぐに交換してくれますし、末長く大空を飛ばすなら新品での購入の方が安心感が違います。俺は腕があるから、ホバリングしなくても平気という方は中古品でも問題ないと思いますのでそちらをオススメします。
Contributor by OYASHIROSAMA
新着!ついに最強王者現る(2019年11月15日)
ついにあのドローンの超有名メーカー【DJI】から小型ドローンが発売されます!その名はMavic mini(マビックミニ)です!なんとトイドローン(199g以下)では不可能と思われた3軸ジンバルカメラを搭載しています。飛行時間18分!停止画4K相当!動画2.7K!と歴代のトイドローンを圧倒的にぶっちぎる高性能な機能を兼ね備えての登場だ!日本では11月15日には手元に届くようで早くも予約が殺到しています。爆発的ヒットで在庫切れの予感がしますので、YouTubeなどにいち早く空撮動画を載せて一撃で購入金額を回収する場合はお早めに!
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