今回の遊びの社ウェブサイトでは、YouTubeチャンネル【FMながおか公式】をご紹介させて頂きます。長岡市、小千谷市、見附市、出雲崎町を放送エリアとするコミュニティFMです。是非ご視聴よろしくお願い申し上げます。
Kiwy作曲の曲紹介本人出演|GADORO「彩り七味」「ハダシノボウケン」阿修羅etc
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地方・地方出身・挑戦者たちのリアルとエモーションが詰まった45分。 FMながおかラジオ 毎週月曜日 午前8時5分~ ブライトサクセス提供 空き家相談室 番外編 「あなたのラップは誰かの夢になる」では、音楽プロデューサー Kiwy が手がけた珠玉のトラック群を一挙オンエアします。
◎ 登場曲:
• GADORO「ラッパーなのに」(Prod. Kiwy)
• GADORO「チャレンジャー」(Prod. Kiwy)
• GADORO「彩り七味」(Prod. Kiwy)
• GADORO「ハダシノボウケン」(Prod. Kiwy)
• 般若「うまくいく」(Prod. Kiwy)
• 阿修羅「十円玉」(Prod. Kiwy)
• Tuduri「MOOD」(Prod. Kiwy)
ひとつひとつ、言葉とビートで“生きること・挑むこと・地方からの声”を刻んでいます。
◎ この放送の“特別な理由”
Kiwyが生み出すトラックは、ただ「音が良い」だけでは終わりません。地方出身/地元を背負うラッパーたちの“リアルな人生”を鳴らし、聴く者の胸にグッと刺さる構成です。 また、番組は「空き家相談室」というテーマのもと、“場所・時間・挑戦”というコンセプトと重なり合う構造を持っています。だからこそ、音楽に乗せたストーリーが日常に響きます。 ぜひ、この放送をバッグに、あなたの一歩を感じてみてください。 リアルを刻む音がここにある。
地方から世界へ —— 挑戦のビート。
PROFILE
空き家と向き合い、地域を未来へつなぐ
― あなたの空き家は、だれかの夢になる ―
声と人と音楽が結ぶ、時間の物語
人の暮らしが、静かに終わる場所がある。
そこには、時間だけが残る。
笑い声があった部屋。誰かの背丈を刻んだ柱。
季節ごとに光の入り方が変わる窓。
空き家とは、ただ使われなくなった建物ではなく、確かに生きていた時間の、置き手紙なのかもしれない。
そして、その場所の“その後”を考えることは、終わりを告げることではない。
まだ続いていく物語に、そっと耳を澄ます。
雪のまち・長岡で
新潟県長岡市。雪と暮らしが、日常として寄り添う町。
この土地で、空き家と、土地と、そして人の「時間」に、静かに向き合い続けている人がいる。
金澤 修一さん。
壊すことは、終わりじゃない
金澤さんは、約21年間、解体業を営んできた父・久雄さんの背中を見て育った。
建物が壊されていく光景は、幼い頃から日常だった。
重機の音。崩れていく壁。役目を終えた家が、風景から消えていく瞬間。けれど、更地になった土地を見つめるたび、心のどこかに、言葉にならない問いが残った。
壊すことは、終わりなのか。それとも、何かの始まりなのか。
「壊すことが目的じゃない。その先に、何が生まれるのかを見たい。」その感覚は、仕事の哲学になり、やがて、生き方そのものになっていった。

同級生という縁 ― 音楽がつなぐ時間
学生時代。
金澤さんは新潟県内の高校で、音楽ユニット「ひなた」のメンバー、ぴろん(Piron)さんと同級生だった。
そして時を経て、その縁が、ひとつの形になる。
ブライトサクセスの長岡店に、
アコースティックデュオ「ひなた」のぴろんさんが訪れた。
この再会の様子は、後日、公式ブログにも記されている。
●ブライトサクセス公式ブログ
https://bright-success.net/blog/20241008/
同じ土地で育ち、同じ時間を過ごした者同士だからこそ生まれる、肩の力が抜けた会話。
それは単なる来訪ではなく、時間を共有してきた者同士の「再会」だった。
音楽と暮らしと地域は、どこかで必ず、同じ場所につながっている。
そのことを、この一日は静かに証明していた。
声で寄り添う ― ラジオという場所
金澤さんは、FMながおかの番組『空き家相談室』で、ラジオパーソナリティも務めている。
●番組紹介はこちら。
https://www.fmnagaoka.com/blog/cat_topics/8161/
専門家として語るのではない。
そっと隣に座るように、言葉を置いていく。暮らしの中にある不安や迷いを、急がせず、置き去りにしない。
ラジオには、そんな時間が流れている。
●FMながおか レギュラー番組「空き家相談室」パーソナリティーの金澤修一さんhttps://www.fmnagaoka.com/blog/cat_topics/8161
MC正社員という存在
― 同級生がつないだ、もう一つの「声」
もう一人、金澤さんの人生に深く関わる同級生がいる。
戦極MCBATTLE 主催者、MC正社員。日本のMCバトルシーンを牽引し、フリースタイルラップという文化を、全国へと押し広げてきた存在。
長岡市立西中学校。
同じ時間、同じ場所を過ごした「同級生」。MC正社員の家でネオジオの格闘ゲーム、THE KING OF FIGHTERS・餓狼伝説で毎日遊んでいた。MC正社員は当時、格闘ゲームが好きで仲間うちでは一番の腕前だった。
その縁から、MC正社員の紹介で出会ったラッパーのSAM、阿修羅、溝上たんぼとGADOROのプロデューサー 「Kiwy」をきっかけに、金澤さんはFMながおかで音楽番組のMCも担当することになる。
不動産の話をしていた人が、音楽の話をする。けれど、その根っこは変わらない。
人の背景にある物語を、きちんと伝えること。
音楽を紹介する、ということ
― 町に、理由を残す
過疎が進む町では、人が減り、店が減り、若者が「出ていく理由」ばかりが増えていく。
そんな中で、音楽をイベント紹介するという行為は、単なる娯楽では終わらない。
音楽が好きな若者が、「この町に、まだ居場所がある」と思えることラジオで流れる一曲に、
自分の気持ちを重ねられること。
それは、町に輝きを取り戻す行為でもある。。
この町と、この時代と、どこかで共鳴している音楽。
「好きなものがあるから、もう少し、ここにいてみよう。」その気持ちが生まれるなら、音楽はもう、町に残る理由になっている。
映像に残る「空気」
こうしたつながりは、言葉よりも正直に、
映像に残っている。
●FMながおか出演時の映像。
https://youtu.be/xURKiznd8i8
●スタジオの一瞬を切り取ったショート動画。
https://youtube.com/shorts/HGmLFiU0-PA
派手な演出はない。けれど、声の間、スタジオの空気、音楽への敬意が、確かにそこにある。
地域の文化は、こうした何気ない瞬間の中で、静かに息をしている。
声で寄り添う ― 月曜、朝8時5分のラジオ
FMながおかで、金澤さんがマイクの前に立つのは、毎週月曜の朝8時5分。
一週間が始まる、その少し前。
通勤の車内。仕事へ向かう道すがら。家族を送り出したあとの、静かな台所。
月曜の朝は、気持ちが前を向ききれない人が、いちばん多い時間でもある。
空き家のこと。実家のこと。相続のこと。
「いつか決めなければ」と思いながら、ずっと胸の奥に置いたままの問題。
だから、答えを急がない。今すぐ動かなくてもいい。今日は考えなくてもいい。
ただ、一人で抱えなくていいということだけを、声にして届ける。
ラジオという形を選んだのは、生活の中に、無理なく溶け込める。
月曜、朝8時5分。その声は、「解決」よりも先に、「大丈夫」を手渡している。
今日も、現場で空き家の相談。中古マンションの再生。解体後の土地の行き先。
派手ではない。けれど、確かに、地域の時間を少しずつ前へ進めている。
空き家も、音楽も、ラジオも。すべては、
人が生きてきた時間の痕跡。
あなたの空き家は、だれかの夢になる。
その言葉を胸に、
今日もまた、金澤さんは現場に立っています。
