今回ご紹介させて頂きますのは【下地センサーEX】というセンサーになります。こちらは家の壁裏にある見えない柱を簡単に探す事ができるセンサーです。これさえあれば壁掛けテレビや壁掛け棚などを簡単に自分で取り付ける事が可能な最強のDIYグッズです。
下地センサーEX:スペック詳細
仕様
- 製品名:下地センサー EX
- 製品価格:8,800円(税込)
- 本体サイズ:160×80×30mm
- 製品質量 230g
- 壁材がベニヤ・石膏ボードの時に木材と金属を探知可能
- 壁材がベニヤ・石膏ボード、ALC板、コンクリート、モルタルの時に金属を探知可能
- 電源 9Vアルカリ乾電池 1個(付属の電池はモニター用の為、寿命が短い場合があります。)
- 探知物検出深度 木材等:約25mm 金属:約40mm
- 電線警告機能付
- 材質 本体:ABS樹脂
特徴
- 壁裏の金属・木材・プラスチック・電線やコンクリート内部の鉄筋を探知し、点灯と電子音でお知らせします。
- 下地の材質によってセンサーのモードを木材モードから金属モードに切り替えられます。
- 壁の厚さによってセンサーのモードを浅モードから深モードに切り替えられます。
- グリップ部は握りやすく滑りにくくなっています。
- 多機能な万能タイプです。
- 電線警告機能付です。
- 地震による家具転倒防止の金具取り付けに使用できます。
- カーテンレールの金具取り付けに使用できます。
- 額、手すり、タオルハンガー等の取り付けに使用できます。
下地センサーEX:使用方法①
上記の図の様に、家の壁裏にある見えない柱を下地センサーがあれば簡単に見つける事が可能です。一般家庭の大半の壁は石膏ボード・ベニヤ板で作られています。その上からクロス(壁紙)を貼っています。その為適当な位置にネジや釘を打つと、石膏ボードやベニヤ板は大変脆いので、重いものを掛けると簡単にネジや釘が外れ落下してしまいます。
石膏ボードやベニヤ板自体は家の支柱に打ち付けて取り付けてあります。なのでその支柱の場所さえ発見できれば、薄い石膏ボード・ベニヤ板を貫通させ、支柱にネジや釘を打ち込む事でしっかりと固定する事が可能なのです。支柱にネジや釘がしっかりと食い込めば、100インチクラスの大型液晶テレビも余裕で壁に掛けられてしまうのです。
肉眼では透明でない壁の裏のどこに支柱が何本あるのか?を調べることは不可能ですが、下地センサーのセンサーはその壁を通過し奥にある支柱の場所と太さ(幅)を正確に見つけてくれるのです。壁掛け棚や壁掛けテレビなどに一度は憧れる時ってあると思います。でも業者に頼むと結構高額な値段になってしまいます。しかしこの下地センサーさえあれば簡単にDIY作業で自分でできてしまうのです。
下地センサーEX:使用方法②
❶操作方法はとても簡単です。まず初めに【木材:浅】にスイッチを入れます。
※一般家庭の大半は薄い石膏ボード・ベニヤ板で部屋の内装の壁は作られていますので、【浅】モードで問題ありません。
❷続いて本体左側(横部分)にあるボタンを押し続け左右に本体を動かします。
※このボタンを押している間だけ通電し、スタートのランプが点灯しセンサーが発動します。ポチッと押すのではなく使用中は押し続けます。お間違いの無いように!
❸この様に下地センサーを壁にあてながら左右に真っ直ぐ動かします。まず例として右側に下地センサーを移動していきます。壁裏の柱付近に下地センサーが近づいてくると右端にある赤ランプが点灯します。さらに柱に近づくと赤ランプが2つ点灯します。さらに近づくと3つ赤ランプが点灯し、柱の角に達した時点でセンターにある緑色のランプが点灯します。緑ランプが点灯したところで下地センサーを動かさずに印を付けます。印を付けたら今度は逆方向から下地センサーを動かしていき、緑ランプが点灯したところに印を付けます。するとどのくらいの幅の柱が裏にあるのか正確に判別できます。
❹防音対策などで壁が厚く作られている家でもスイッチを切り替え【深】モードにすれば厚い壁をセンサーが貫通し奥にある柱を見つける事が可能です。
❺【金属用】モードに切り替えれば、石膏ボード・ベニヤ板を支柱に止める際に使用した金属(ネジ・釘・プレート)を発見できるので、運悪く金属部分にネジやグギを打ってしまう事も予め防ぐ事ができます。
❻最後にこの下地センサーEXには凄い機能があります。左上にある【電線ランプ】が点滅すると、現在通電した電気のコードが壁裏にあります!というお知らせになります。この安全機能はとてもありがたく、万が一通電したコード目掛けてネジや釘を打てば感電死してしまいます。運よく少しズレて感電を免れたとしても、傷ついたコードが断線しショートして火災に繋がるケースもあります。それらを防げるのはとても安心です。
下地センサーEX:使用方法を動画で見る
こちらの製品【下地センサーEX】を使用し、壁掛け棚を制作する動画をユーチューバー【日本オオカミカミ】がアップロードしています。とても丁寧に使い方を説明していますので、ぜひ下地センサーを購入・使用する前に一度参考にしてみてください。
下地センサーEX:裏技
先程紹介した【電線感知安全機能】を上手く利用した裏技があります。室内の壁裏にはコンセントの電源・部屋の照明スイッチの電源などの配線が隠れています。この電線感知機能を用いて通電した電線を探します。すると壁裏のどの辺に電気コードがあるか?が実際に目で見えるように分かってしまうのです。せっかく壁掛けテレビをDIYで壁に取り付けても、テレビの電源コードをコンセントに挿したらコードが見えてダサいですよね。なので予め壁裏の電気コードの位置が分かっていれば、そこの壁掛けテレビを取り付けテレビで隠れてしまう部分に、ドリルで穴を開け壁裏の電気コードを引抜き、そこにホームセンターで買ってきた壁用コンセントを連結させ、新たにコンセントを作ってしまうのです。意外と簡単にコードレスのオシャレな壁掛けテレビができちゃいます。
※新たにコンセントを取り付ける際は、ブレーカーを落としてから作業しましょう!
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価格:4,100円 |
まとめ
壁を手でコンコンと叩き、音が響かない場所の裏に柱がある!と予想し壁に大穴を開けてしまった。手当たり次第穴を開けて壁を穴だらけにしてしまった。運が良ければセンサーを使わずに柱を見つけられますが、運悪く電気コード目掛けてネジを打つ可能性もあり大変危険です。そんな事はこの下地センサーさえあれば絶対に無くなります。
現在定価の半額くらいで購入できるのでお買い得です。私は様々な下地センサーを購入してきましたが、安物はセンサーがインチキだったり、液晶があるようなデジタルチックな物は耐久性が無くすぐ壊れたりしましたが、こちらの下地センサーEXはタフボディでとても丈夫ですし、センサーも高性能!機能も充実していて大変オススメです。ぜひ一家に1台はあると便利なアイテムだと思います。
Contributor by OYASHIROSAMA