この度は遊びの社ブログをご覧下さいまして誠にありがとうございます。今回はMacの最新OS【Mojave】モジャべじゃないですよ!モハベの新機能の一つをご紹介させて頂きます。
新機能【ダイナミックデスクトップ】
上記の動画をご覧いただければ分かる通り、Mac最新OS【Mojave】モハベにアップデートすると、デスクトップの背景が時間により変化するようになります。
●大雑把じゃないのが凄い!午前・午後・夜間みたいな大雑把な区切りで画像が切り替わる感じではなく、本当の日常の風景を見ているように細かく画面が変化していくのには驚かされました。24時間風景動画を撮影した動画が画面に設定されているような感覚です。そんな事をしたら重くなってPCが動かなくなりますね(笑)まるでそう感じてしまいそうな感覚がするこのダイナミックデスクトップの技術には驚かされます。
停止画①:午前のデスクトップのバック背景です。砂漠の左側が影になっています。
停止画②:午後のデスクトップのバック背景です。太陽の位置が変化し砂漠の右側が影になります。
停止画③:夕方のデスクトップのバック背景です。空が夕焼けになります。
停止画④:日没直後のデスクトップのバック背景です。夕日が終わり太陽が沈みました。
停止画⑤:夜のデスクトップのバック背景です。空が星空になります。
と停止画にして説明すると大雑把に午前・午後・夕方・夜みたいな感じになってしまいますが、注意してずっとデスクトップを眺めていると1時間内の間でも画像は細かく変化しています。影の色が徐々に薄くなったり、濃くなったり、空の雲の位置が変わっていくのです・・・(怖)
絶対に無駄な機能では、あ・り・ま・せ・ん!
パソコンを使う用途とは、「文章を作成したり・システムを作ったり・画像や動画を編集したり・作業を目的として作られた物なんだから、デスクトップの背景が変化する仕様なんて必要ねーだろっ!!!」「そんな事に新機能開発の時間使ってんならもっと他にやることあるだろーに・・・」などと感じる人いるんじゃないでしょうか?
●新機能開発者の想いとは・・・Apple macOSのホームページにはダイナミックデスクトップを開発した経緯は記載されていませんが、私的な考えでどうしてこんな物を作ったのか?と考えてみました。
多分それは、iphoneが初めて発売された際、取扱説明書が存在しないという、とても面白い発想を考えた企業だからこそなんじゃないかなと思いました。実際に自分で触れてみて感じて身につけていく!自分自身が発見し、いつの日か使いこなせていく。私が思うにiphoneは大人の知育道具!子供が触っていつの間にか車だの家だのと形にしていく積木のオモチャのような物であると!
現在の人間は、スマホや腕時計などで時間を知ることができる。はるか昔の人間は時計の代わりに自然から時を教えてもらう。太陽が時計の針の役目をしていて人々に時を知らせる。例え曇っていたとしても光の明るさで大体の時間を感じることができた。今の人間はどうだろうか?私は腕時計もスマホも持たずに外出した時があり、物凄く時間を知る事ができずに不安になった事がある。あの時、自然に時間を教えてもらう事ができたら不安に思うことは一切なかったのに・・・
私の家の近所に住む自然を相手にする仕事をされている人(地元で農家を営むおじいちゃん)は今でもその感覚があり、時計が無くとも15分くらいの誤差で時間を当てる事ができる。私も幼い子供の頃は、スマホも無い時代・子供なので腕時計も付けない!そんな状態で川や山に遊びに行っても、「そろそろ時間だ」というタイミングで家に帰ると17時(±5分)で帰れるのが特技でした(笑)。腹時計と思ってましたが、今を思えばそういう事なんだなと・・・
●五感を研ぎ澄ませるために作られた機能なのだ!私は室内で仕事をする事が多い人間である。オフィスで仕事をしていれば外に出ることはなく、時間を知るためにはスマホかPCの時計をみて時刻を知る。「お腹すいたなぁ」と言うことはそろそろ12時過ぎたかな?なんてスマホの時計をみると「まだ、11時じゃないかっ」と言う時が多々あり腹時計もあてにならなくなってきている。(笑)私は人が持つ、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を研ぎ澄ませる機能が無くなってきているのである。欲を言えば、七感まで取得したいと思っているのに・・・六感(サメが持つ電気感覚)七感(古代魚が持っていたとされる謎の感覚)。
このダイナミックデスクトップを私は最近フル活用することにより、失われつつある感覚を呼び戻す事ができつつあるのだ!最新OS【Mojave】にアップデートして2週間。私は一切時計を見ること無くPCで作業している。このデスクトップを頼りに「今何時くらいか?」を知る事が最近できる様になったのだ。作業途中にデスクトップを見るだけで、影の位置・影の濃さ・空の雲の動きで時間がわかる様になった。試しに自分が思っている時間とデスクトップの時刻とが一致しているか確認すると、大体その誤差は平均±30分以下になった。まだまだ近所のおじいちゃんには勝てないけど(笑)。
私にとっては最高の機能だ!
こうして室内で仕事をしていても、まるで屋外で自然と共に仕事をしている気分になれ、失っていた感覚を愛用のMacのおかげで取り戻しつつある。物は考えようであり、この様な使い方をして私は新機能のダイナミックデスクトップを日々楽しんでいます。きっと、開発者はそういった思いでこの機能を開発したと勝手ながら思っています。世の中には無駄なことなんて存在しないのです。そう思わせてくれる今回のMac OSアップデートでした。最後までご覧いただきましたありがとうございました。
Contributor by ZERO