人類が現在把握できているのは海のたった5%!特に深海についての謎は多くの部分が未知である!今回はその謎多き深海に生息する生物たちをご紹介しよう!本格的な活動再開が12月からとなりますので【新しくなったひまつぶ総会】を乞うご期待ください!
深海に生息する謎多き生物達が凄すぎる【5選】
STORY
深海生物の謎に迫る!今回の動画では、その中でも特に奇妙な深海の生物たちを5つほどご紹介させて頂きます。
深海生物その①:ラブカ
ラブカは深い海の底に住む謎多き鮫(サメ)!3億7000万年前の最古の鮫(サメ)【クラドセラケ】と似た特徴を持っており、生きた化石とも呼ばれている。ラブカは全長2メートル程の大きさで、自分の体長の半分もの獲物を飲み込んでしまいます!あの有名な未確認生物【シーサーペント】の正体は・・・実はラブカなのではないか?という説もあります。
口にはギザキザとした針状の歯がギッシリと並んでいて、主に烏賊(イカ)などを引っかけて捕食しています。鰓(エラ)の形が独特な襞状(ヒダ状)の形になっており、深海でも効率良く酸素を吸収する事ができる。英語名は【Frilled Shark:フリルドシャーク】で【フリル付きのサメ】というそのままの名前である。
その特異な姿から【シン・ゴジラの第二形態】のモチーフにもなった程です。深海に住むラブカはとても珍しい世界的に珍しい魚(レア)で生きた観測がとても難しくあまり研究が進んでいない。しかし!意外にも日本の海に現れる事が多く、特に相模湾や駿河湾では昔から他の魚に混じって捕獲されてきました。
駿河湾付近の水族館では捕獲されたラブカが稀に展示されており、生きたラブカを観察できる世界的に貴重な場所になっている。ちなみに【キモ可愛いラブカグッズ】も大人気らしいです。しかしながらラブカの飼育方法は確率されておらず、捕獲された時点で弱っているので大抵は数日で死んでしまうそうです。
深海生物その②:メガマウス
メガマウスは【全長:5メートル〜7メートル】【体重:1.2t以上】で水深20メートル〜1500メートルに生息していると言われています。魚界における20世紀最大の発見とも言われる謎だらけの巨大深海サメである。
メガマウスが初めて発見されたのは、1976年にハワイのオアフ島沖!つまりまだ発見されてから40年程しか経っていないのである。それ以降も年に数回のペースで発見されているが、現在でも世界で60例程しか報告されていない、まさしく【幻のサメ】と呼ぶに相応しい魚です。
ブヨブヨと柔らかい巨体体でゆっくりと泳ぎ、口には小さな歯が沢山並んでいます。これほどの巨体で恐ろしい印象を持つメガマウスだが人を襲うような事はなく、濾過食と呼ばれる海水を濾過してプランクトン類を食べる数少ない鮫です。
2017年5月日本で連続して2匹のメガマウスが発見された。5月22日に千葉県で、そして5月26日に三重県で!動画のメガマウスはその時に撮影された動画です。これ程の短期間で2匹のメガマウスが捕獲されるのは極めて珍しいケースであり水温の上昇と関係しているとも言われています。千葉県の個体は残念ながら発見後間も無く死亡してしまったが、三重県のメガマウスは血液を採取された後放流され海に帰っていきました。
深海生物その③:ニシオンデンザメ
北極海に生息する巨大なサメ。そして驚くことにニシオンデンザメはこの世で最も長寿な脊椎動物であることが知られている。平均寿命は何と200年!なんと400年も生きた個体が発見されたそうです。長寿の原因となっている理由が、北極海の寒すぎる水温ではないかと言われています。−1℃にもなるその水温に適応したのかニシオンデンザメの代謝は非常に遅く、1年に1cm程度という物凄くゆっくりと時間をかけて成長します。
そして長寿とともに世界一動きの遅い魚としても知られています。その泳ぐスピードは時速1キロで人間の赤ちゃんのハイハイと同じ速度に値します。尾鰭(オヒレ)を1往復させるのに7秒かかるとも言われている。人間を襲う事はないが食べられるものはなんでも食べるそうです。胃袋から見つかったものは、シロクマ・トナカイ・長靴(笑)だそうです。
深海生物その④:ダイオウイカ
ダイオウイカは地球上の最大のイカで地球上の最大無脊椎動物です。伝説上の生物【クラーケン】の正体はダイオウイカではないかとも言われています。【全長:18メートル】【生息域:200メートル〜1000メートル】
成長したダイオウイカの眼球はバスケットボールほどの大きさがあるそうです。そんな巨大なダイオウイカだが天敵も存在します。それはマッコウクジラです。イカ類を主食とするマッコウクジラにとってダイオウイカは味もボリュームも申し分なし!実際にマッコウクジラの胃袋からダイオウイカが見つかったり、鯨(クジラ)の顔にダイオウイカの吸盤が残っていたり対決の証拠も残っていると言う。
実際に両者の対決が目撃された事はありませんが、マッコウクジラがダイオウイカを捕らえる際には音波のビームを浴びせて麻痺させてから捕らえるという説もあり、それがもし本当だとするならまさにポケモンバトル(笑)
深海生物その⑤:ダイオウグソクムシ
ダイオウグソクムシは、深海に生息する謎だらけの生物で最大全長75cmを超える個体も発見されている世界最大の等脚類の仲間です。等脚類は【ダンゴムシ・ワラジムシ・フナムシ】などがおり、深海に生息しているとはいえその通り立派なムシなのです。
エイリアンのような目は4000もの小さな目が集まった複眼であり深海の少ない光を有効活用するために反射板という装置を使って深海で目が光るという猫と同じような性質を持っている。
食事は海底に沈んだ死んだ魚などを食べるため海の掃除屋さんとも呼ばれている。基本的にはじっとしているが緊急時の時は下半身にある游泳肢と呼ばれるヒレのような脚を使って背泳ぎをして素早く移動し逃げることができます。さらに悪臭のする液を吐くという!その容姿や謎さ加減からも注目されているダイオウグソクムシだが、さらなる謎がある事が発見され話題となりました。
三重県にある水族館のダイオウグソクムシは5年間の間なにも食べていない絶食のダイオウグソクムシとして注目を浴びていたその名もNo. 1という名のダイオウグソクムシ!だが・・・2014年突然死んでしまったそうです。当然誰もが餓死で死んでしまったものだと思ったが、解剖した結果ダイオウグソクムシの胃袋は謎の液体で満たされていたそうです。
その謎の液体をさらに調査してみると液体からは酵母のような菌が発見されたそうです。そこからこの菌が食べずに長生きできるダイオウグソクムシの超体質と関係しているのではないかと考えられているが、残念ながら結論にはまだ至っていないという事です。
以上の深海生物の貴重な映像をこちらの動画で視聴できるので、まだ見たこともない方はぜひ深海生物をご覧いただけたらと思います。
Contributor by OYASHIROSAMA